Sonic Mapを製作する上でお金を払ってプログラマーを雇えばすぐにできるものであったかもしれないです。私はそうするつもりはありませんでした。パチスロのパの字も知らない方にお願いすると、良いものができるとは思えません。アプリ製作などでもリプレイとは何か?という部分から教えないとダメな人もたくさん見てきたからです。
初めにお願いしようと思ったプログラマーは面白い方でした。私のブログを見て自分のアイデアを具現化して世に広めてほしいと連絡をしてくれたのです。その内容は…
ヤメ時を教えてくれるアプリ
はい?って最初は思いました(笑)基本的にパチスロで勝つ上で重要なのは設定と時間です。高設定を長時間打つのが正攻法。ハイエナも勝つにはある程度の時間が必要です。ヤメ時はAタイプの高設定などは閉店時間と答えるしかありません。
しかしそれはあくまで理論的な話で、その日のMAX出玉でのヤメ時を教えてもらえたら?
私は根っからの期待値論者ではありません。理論的には合っていても現実とかけ離れる事も多々経験しています。一人の人間が試行をいくら重ねても有限な人生の一部では収束なんて無理でしょう。更に人間が作ったプログラムである以上、異常な偏りもあるでしょう。もし機械割が100%を下回る設定1を打ち続けて月100万でも勝てるような理論があれば、それは立派な攻略法です。普通に高設定を打つより簡単かもしれない。
私は興味があればとりあえず確認したくなるタイプです。その方にお会いして話を聞きました。ヤメ時を教えてもらえるまでに出現した小役を打ち込んでいくアプリでした。そうするとMAX値の際にENDという信号が出るような仕組みです。どうしてそうなるのかは、その方のプログラムのようなので詳細はわかりません(笑)それでも面白いのでやってみたいと思ってましたが、アプリ自体は完成されておらず、テストしかできませんでした。
そのうち、このようなものを自分で作れてパチスロ好きならSonic Mapを製作してほしいと思いお願いしました。快諾して頂いたのですが、何しろ時間がなかなかさけず、そのうちにシステム面での仕様も時代とともに変化し、その度に変更を余儀なくされ、結局うまくいかずじまいでした。
最終的には今の方にお願いして実現することができたのですが、実は設定判別カウンターの製作者でもあります。畑は少し違うので、結構苦労してもらっています(汗)
この設定判別カウンターをアプリごと買いたいという方もいました。今や某TOPメディアの社長さんですが、自分のところのアプリとDL数がP業界のものでは非常に多い設定判別カウンターを合わせたいと。
その社長はアイデアを実現する天才でした。今でも色々活躍されてますが、私には愛を感じなかった(汗)パチスロは自分の夢を叶える道具でしかない感じを受けてしまい断りました。今思えば受けておけば良かったかもしれません(笑)
お金を稼ぐことが悪い事とは思いません。むしろお金があれば解決する事がほとんどではあると思います。ただパチスロをまったり打ってるだけで幸せな私には感じる部分がなかったのかもしれません。私はこの業界で骨を埋めるつもりですが、彼は違う分野で世界に飛び立つと思っています。